アポロの人生再構築

~転職・メンタルヘルス・日常について~

社会復帰1日目レポート

お題「環境を変えたら人生が変わった話を教えて」

 

つい先日まで、私はニートだった。

ニートにだけはなりたくないな...」

大学生の頃、友達と居酒屋で飲んでいた時に
こんなセリフを言ったのを覚えている。

他の記事にも書いているが、私は大学卒業後、地元の
企業に正社員で入社。ここまでは特に問題なかったの
だが、社会人3年目を迎える直前に適応障害を発症。

あれよあれよと話が進み、退職。
ニートになったのだった。

そして、無職の期間をちょうど半年過ごし、つい先日
アルバイトとして、社会復帰を果たしたのだった。

 

アルバイト初出勤の前日

初出勤を明日に控えているが、頭でアルバイトのことを
ぐるぐると考えることはあまりなかった。良いのか悪い
のか分からないが、あまり意識はしていない感覚だ。

しかし、お腹の調子がどうもよくない。最近は、お腹の
異変から「ああ、自律神経がバグってるな」というのを
認識できるようになってきた。

私はストレスや不安、緊張を感じると、100%お腹が
気持ち悪くなる。また、生あくびもでる。お腹は痛い
わけではないのだが、気持ち悪くて仕方がない。
食欲はあるけど食べ物がのどを通らない感覚。

ただ、最近は自律神経が異常をきたしていることを自分
でしっかりと認識できるようになり、対策を打てるよう
になった。これだけでも大きな進歩だと思う。

やることは簡単で、耳の下にあるくぼみから1cmほど下
に指をずらし、頭の方向に向かって10秒間、軽く押す。
YouTubeで見つけた対処法だ。自己暗示のようなもの
かもしれないが、指を離すとなんとなくスーッとする
ような感覚があり、心地いい。

自分自身に対する体と心の変化を掴んで対処しながら
一日を過ごしていった。時間が経つのは早いものです
ぐに夜になり、いつもより30分早く寝た。

寝る直前まで音楽を聴いていたからか、
寝つきはいつもより悪かった。

自律神経異常の対処について、整骨院の方が動画を
アップされています。下記にリンクを貼っておきま
すので、気になる方はご覧ください。

www.youtube.com

 

アルバイト初出勤の朝

いつもより30分早く起きて、リビングに行く。
いつもはだいたいソファで15分ほど二度寝をするが、
今日は洗面所へ直行。すぐに身支度を開始した。

朝は家を出る1時間半前には起きる。焦らずに準備を
するためだ。朝起きる時間も、夜寝る時間も30分早
めることにした。

身支度を終え、朝食を食べる。私は朝があまり強くなく
て、朝ごはんをあまり食べられない。食べたほうが良い
のは分かっているが、どうしても喉を通らないのだ。
パンもご飯もあまり食べられない。

これに加えてアルバイトの不安から自律神経がバグり
全然食べられないのでは...?と思っていたのだが、自分
が思っている以上に食べることができた。

前社で働いていた時は、朝も昼もご飯を食べられなく
て困っていたのを思い出した。やはり正社員とアルバ
イトの違いから、自分が自分自身に課しているプレッ
シャーも変わってくるのだろう。もちろんアルバイト
でも真面目に働くが。

朝食も済ませ用意が終わり、出勤の時間がやってきた。
出勤は車。出社に支障がない範囲でギリギリまでは家
にいたいのだが、何時に出るのがベストかいまいち分
からない。そして、緊張でお腹の調子が悪くなってい
くのを感じる。運転席のシートに座ったまま、何回も
深呼吸をして自分を落ち着かせる。さあ出陣だ。

 

会社にて

無事会社に到着。フロアや設備の説明を受け、先輩方
に初めましてのご挨拶。とてつもなく緊張するかと思
ったが、あんがいそうでもなかった。新しく入ってく
る情報ばかりで、既に頭はパンパンだったけど。

初日ということでいきなり仕事ではなく、オリエンテ
ーションのような一日だった。事前に準備した書類を
渡し、就業規則の説明を受ける。毎朝の掃除の説明。
別の支社への挨拶。シフト決め。だいたいこんな感じ。

あっという間に半日が過ぎていった。恐らくこれから
もだろう。細かいところまで見ると覚えることは多々
あり、家に帰ってメモを作っていった。

ちなみにだが、私は仕事を教えてもらっているときに
はメモを取れないタイプ。相手を待たせてしまうし、
ゆっくり書けないし、人に見られながらだとソワソワ
して上手く書けないからだ。ドラマとかでメモを取り
ながら話を聞いているようなシーンがあるが、あれって
普通なんだろうか。

 

初日を振り返って

上記にも書いてある通り仕事をしたわけではないが、
アルバイト初日を無事終えられたことを褒めたい。

完全に社会のレールからは外れてしまっているし、
たかがアルバイトかもしれない。正社員との差は
大きいかもしれない。

しかしながら、それでも着実にステップを踏めている
自分をなんとか労わってやりたいと思うになった。

一時期は精神状態が悪化し、人生に絶望しかなかった
のだから。机に頭を押し付け何も考えられなかった
半年前に比べれば、大きな成長をしていると思う。

こんな経験はしないほうがいいし、今後も絶対に
したくないのだが、ある意味この経験は貴重なも
のになっている気がする。この経験があったから
今があるのだと、後になって言えるようにしたい。

明日は2日目です。もう仕事が始まる。頑張ります。